業界研究(重工業編)
皆さん、こんにちは。
今回は、業界研究第5弾・重工業編です。
本日紹介する会社は、
です。
重工業界は、自動車や電機、素材系企業と並ぶ日本の主要産業です。
重工業は業種が多岐に渡ることから、どの分野で何をやりたいかをしっかり見極め、
進路選択するようにしてください。基本的には、ジョブマッチング制を敷いているため、
ミスマッチングは起きにくいですが、会社名だけで選ぶ人がよくいます。
それは、非常に危険なので、以下の紹介を参考に選んでください。
三菱重工は、日本の重工業界の中でもダントツで存在感のある会社。
戦前から戦闘機などを作る老舗で、現在もそれらの分野は有名ですね。
とはいうものの、売上の大半は産業機械系です。
産業機械と言っても、物流、交通システム、冷熱機器、エンジンなどその幅は広いです。
三菱重工はその次に、エネルギー。原子力や火力発電など。近年では、再生可能エネルギー
にも力を注いでいます。
そして、航空機や防衛などになります。なので、実際に興味のあることを見つけ、
その分野の見学や説明会などに参加し、理解を深めることが大切です。
業種によって、人気度は全く異なります。やっぱり、航空機や防衛などは人気です。
売上は4兆超えと、この業界ではダントツ。どの分野に力を注いでいるとかっていうのは、
あまり感じなく、どの分野も伸ばしたいという空気を感じます。
業界最大手ということもあり、非常に堂々とした経営を行っていると感じます。
川崎重工は、三菱重工よりもより幅広く業務を行っているという印象です。
KAWASAKIで有名なバイク、鉄道車両、ガスタービン、船舶、プラント、航空宇宙。いずれも、ほぼ同じくらいの売上を誇っています。
社内カンパニー制を敷いているため、より部署ごとに独立していると思います。
売上は、1.5兆くらいで、IHIと同じくらい。
今後は、ロボット事業や宇宙事業の拡大を目指しています。
社風は、一番この3社の中でも、自由な風潮だなと感じました。
有名な事業は、航空機のエンジンや建設、LNGタンク、海洋など。
上記二社に比べれば、業種は絞っているように感じますが、
非常にどの業種も強いというのが強みです。
世界シェアNo.1の事業も多く、また東南アジア地域への展開を
急速に進めているため、安泰な企業であると思います。
売上は川崎重工と同じくらい。
私は、この会社の説明会などには参加してませんが、先輩の情報ですと
非常に教育熱心ということです。非常に良い上司が多いとのこと。
今回は、この三社。
重工業はやってる事業の幅が広く、一概に評価するのは難しいです。
ただ、経営戦略が全く異なり、逆に好みがハッキリ分かれるかと思います。
単に、売上やネットの平均年収で決めずに、どうしてそこに行きたいかをしっかり
調査して志望するようにしてください。
重工業に関してはインターンで、仮に業種まで決まってなければ、
自分の研究分野に近い事業に行くのがいいと思います。どれかしら近い分野はあると思います。
どの分野も、トップクラスの技術を持っていますので、いい勉強になると思います。
では、また次回もお楽しみに!