業界研究(総合商社編)
皆さん、こんにちは!
今回は、業界研究の総合商社編。
の7社を紹介していきます。
総合商社という形態は、世界的には珍しいいです。
他の会社と異なり、国家レベルプロジェクトの商談なども取り扱い、
海外の要人や国内の要人ともよく仕事を共にします。
売上は、
三菱商事、丸紅、豊田通商、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、双日
平均年収は、
三菱商事、伊藤忠商事、住友商事、丸紅、三井物産、双日、豊田通商
という順になっています。
それでは、これらの企業個々の紹介をしていきます。
三菱商事は、比較的どの分野も好調。近年は、エネルギーの分野に力を入れています。
売上、年収ともに総合商社No.1であり、出身大学のレベルも高めです。
就活では、テストが他の商社に比べて、難しく、倍率も高いため狭き門です。
三菱とい世界一の企業グループの先頭に立つ企業です。
社風は、堅いというイメージも多少あるかと思いますが、凄く熱い人が多く、
向上心の高く、仕事熱心な人が多いです。(多少、官僚っぽい)
三井物産はエネルギー、機械、金属を始めとしています。
三菱商事と同様に、エネルギー・資源に力を入れておりますし、業界トップ。
現在、業績は落ち込んでいますが、この分野は変動が激しいので、
そんなに気にしなくていいのかなと思います。
この分野は、先に手を出したもん勝ちな部分があるので、安泰かと。
理系の学生に向いている商社かなとも思いました。
社風は三菱商事に比べたら、マイペースな人が多いという印象でした。
ここは、特に慶應や早稲田が多いなという印象です。
住友商事は貿易を非常に大切にしており、交渉力の高い社員が多いという印象。
金属は強みであるかなと思います。
特徴的なのは、メディア関連を取り扱っていることですね。その編興味ある人は、
いいかもしれないです。
みなさんが想像する感じのThe 商社って感じの企業です。
ここも、三井物産と同様、売上が下降気味です。
出身大学は、京大や阪大などの関西勢が、他社より多いのが特徴。
交渉力はそ~ゆう背景もあるのかもしれませんね。
自社を大切にしており、非常に結束力の堅い企業です。
丸紅
丸紅は、
この会社はコーヒーのイメージが私にはあるんですが、コーヒーは本当に強いみたいです。
というより、丸紅は穀物事業が主力。他には、輸送機器や農業資材など。
ロッキード事件の印象が強いのですが、ある意味大きなプロジェクトに多く携わってる証拠。
旧財閥ではないですが、伝統のある企業で、非常に体育会のイメージが強いです。
グローバル展開が非常にうまく、事業戦略もうまいです。
私が商社を狙うのであれば、この会社を第一志望とします。
伊藤忠商事は、商社の中でも最先端を行く会社って感じです。
従来の商社のイメージとは、少し異なるかなと思います。
様々な取り組みをしており、朝型通勤や子育てに優しいなど、従業員思い。
三菱商事がローソンを傘下に収めているのに対して、伊藤忠はファミマです。
業種は、強みってのがないように感じますが、全体的にまずまずの売上を誇っており、
非常に安定した商社といえますね。
伊藤忠は、中国に強いです。個人的には、それはいい面と悪い面の両方あると思いますが、
現状、いい方向に転んでいると思います。
自動車が主で、売上も非常に高い企業です。
自動車の製造の1から10まで網羅している会社ですので、
車好きや工学系の学生にもおすすめです。
また、海外だとアフリカへの展開が特徴的で、今後もその需要は高くなっていくと思います。
入社後、トヨタ自動車に出向したり、子会社に出向するケースも多いと聞いてます。
自動車だけ?って思われるかと思いますが、活躍の場は広いと思います。
ただ、個人的に同族経営の企業嫌いなので、、、、笑
双日はなんといっても東南アジア。非常に需要が今後も高まる地域で、
東南アジアに展開している会社は個人的に非常にいいと思ってます。
事業は幅広く行ってますが、航空機産業、空港、防衛など。
近年は、IoTも取り扱っており、非常に活発な企業かと思います。
上記の企業の中では、地味な位置づけですが、そもそも会社の規模が違いますし、
この会社の規模でこれだけ扱っているのは非常に面白いなと。
社風も比較的、自由で個々を尊重しているなという感じ。
いかがだったでしょうか。
個人的には、総合商社でどこにするかを選ぶときに大事だと思うのは、
社風
です。業種は正直だいたい一緒。でも、ここしかないというのならばそこでいいでしょう。
ただ、生活品をやりたいって場合など、ある程度どこでもできますし、
そこの部門に配属されるかはわかりません。
だったら、やっぱり自分がどの会社が働きやすいかで選ぶのがいいかなと思います。
OB訪問などでは、そのへんも話しながら感じ取っていければいいと思います。
では、また次回をお楽しみに!